秋田書店の景品詐欺と不当解雇問題について

少年チャンピオンなどで知られる秋田書店が雑誌の景品で不正を行っていたことが分かりました。

対象の雑誌はミステリーボニータ、プリンセス、プリンセスGOLDの三誌です。

実際には一人にしか当たらない懸賞を5人に当たっているように発表したり、場合によっては初めから懸賞品など無いのにもかかわらず、当選者がいるように発表していたそうです。

発表する名前は有名人の名前を組み合わせてたりして架空の名前を作っていたようです。
当選者の所在地も固まらないようにバラバラにしていたそうです。

今回の件で秋田書店に対してはは景品表示法違反（有利誤認）で基づく措置命令を出す方針を固めたそうです。

正直、当選は発送を持って発表に代えさせて頂きます。
というのは以前からかなり怪しいと思っていたのですが、今回の事件を機に他のところからもボロボロ出てくるんじゃないかと思っています。

そして今回の件では、もう一件問題があります。

今回の件で秋田書店の女性社員が一人解雇されました。

秋田書店の発表によると懸賞品を発送せずに窃取したため、解雇したそうです。

当人の主張によると、雑誌の景品担当になった際に前任から景品詐欺の引き続きがあり、上司に
「こんな仕事やりたく無い!」
と訴えたところ、上司は、
「それならばここでは働けない。」
と言ったそうです。

今回の件をこの女性社員が単独で行っていたとすると不可解なことがあります。

それは、この女性社員は不正に関わるうちに睡眠障害などになり、2011年9月から秋田書店を休職しており、2012年2月末に解雇通知を受け、2012年3月末に解雇されているのですが、景品詐欺が行われたのは、2010年6月号から2012年5月号までで、この女性社員が休職した後も不正は続いているのです。

秋田書店の主張では、この女性社員が景品を窃取し、個人都合で休職したため解雇した、と発表しておりますが、真実はどうなのでしょうか？

裁判となった場合、明らかに個人である女性社員側が不利になるでしょう。
何かしらの証拠を残していれば良いのですが。

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