スーパーグローバルハイスクールは成功するか？ ～税金の無駄遣い？？～

文部科学省が世界で活躍する人材を育成する先進的な高校をスーパーグローバルハイスクールとして指定するそうです。

これまでも理科・数学教育を重点的に行う高校をスーパーサイエンスハイスクール(SSH)と指定しております。
今も指定校は増えており、既に200校を超えています。

また英語に特化した高校をスーパーイングリッシュランゲージハイスクール(SELHi)として指定しておりましたが、
現在は事実上たち消えになっているようです。

なんでもかんでもスーパーを付けるという中学生が考えそうな名前でちょっと恥ずかしいですが、今回のスーパー
グローバルハイスクールは、単純に英語が出来るというだけでなく英語を使って世界で活躍出来る人材を育てるという事を重点に置いているそうです。

このような視点はとても大事だと思います。

ただし、世界で活躍出来る人材を受け入れる企業も、もっと世界視点に立たないといけないと思います。
出る杭は打たれる日本企業に置いて、世界的には素晴らしい人材でも受け入れて最大限に活用できるとは思えません。

今回のスーパーグローバルハイスクールという制度は、当然日本国民の税金で行っております。今回の予算はまだ分かりませんが、スーパーサイエンスハイスクールでは、2011年に約25億円の予算が使われております。

世界で活躍出来る人材を育成できたとしても、海外企業への流出、国内でも外資系企業に流出してしまうようではあまり国が行う意味があるとは思えません。

受け入れる企業側の体制や、起業しやすい環境づくりなどを並行して行わないと日本の未来のためにはならないのではないでしょうか？

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